まほうとまほう

【セット内容】
　・ミニカー　（持ち運び用の箱付き）　
　・イラストカード１０枚　（トランプを使わない演技に使用）

一組のトランプから相手に１枚のカードを引いて覚えてもらいます。

並べたカードの端に
ミニカーを置きます。

「ここがスタートです。」

「そしてゴールは向こうの端。さあ、ミニカーを押して走らせてみて下さい。」

そう言って、相手自身にミニカーを指で押して走らせてもらいます。

すると・・・おや？

なぜか、ミニカーが途中で止まってしまい、

動かなくなりましたよ！？

まさにそのカードは
先ほど選んだカードなのです・・・！

演出と小道具を工夫する事で、その結果を何倍にも効果的に見せる事ができる・・・
これは、まさにそれを証明しているかのようなマジックです。

結果自体は「相手の選んだカードを当てる」・・・というお馴染みのものです。
ところが、それに至る過程が面白い！

車が相手のカードのところで止まるという発想自体も面白いですが、それがマジシャンの手によるものではなく、相手自身の手で操作している車であるという点が、このマジックの不思議さを究極にまで高めています。

車は相手のカードの前で止まり、押しても進まなくなります。
マジシャンであるあなたは、もちろん全く手を触れていません。
陰で何かをコソコソやっている・・・なんていう事もありません。

つまり、本当に「車が自らの意思で止まり、カードを当てている」のです！

この圧倒的な不思議さは、実際に自分が観客となって指で車を走らせてみないと完全には理解できないかと思います。
文章では伝えきれないところが残念でなりませんが、今まで軽く指で押すだけで軽快に走っていたミニカーが突然ピタっと止まり、それ以上動かなくなるインパクトは相当なものです。

見た目や手順のユーモラスさと、圧倒的な不思議さのギャップもあり、一度見ると忘れられないマジックとなる事でしょう。

世界中のプロマジシャンもレパートリーとして取り入れている傑作マジックです。

（ちなみに、この品は「相手にミニカーを手渡してしまえる」という新機構を備えたもので、従来の同種の用具より扱いやすくなっています。
特に子どもに演じる場合、ミニカーを手渡せるのは非常に大きいです。（＾＾） ）