まほうとまほう

３つのカップと３つの玉があります。

テーブルに３つのカップをふせて置きます。

そして真ん中の赤いカップの上に
玉を１つ乗せます。

左右のカップを赤いカップに重ねます。

そして、上から指で 「トン！」 と軽く叩くと・・・

何と！

玉は赤いカップの底を通り抜けて
下から出てきます！

もちろんカップの底に穴は開いていません。

４５００年の昔から・・・とパッケージに書かれている通り、古典名作中の名作。
「古典名作マジックの代名詞」とも言える大変有名なマジックです。

エジプトのベニハサン村には紀元前２５００年頃の古代エジプト人がこのマジックをしている絵が残されていると言われています。
そんなにも昔からある手品。
しかし全く色あせることなく今もなお人気でマジックメーカーの定番商品としての座を譲りません。

「安くて簡単にできる手品」というだけでなく、手品、マジックというものの面白さの基本（人間の思考の裏をかく巧妙さ）が楽しめるもので、テーブルマジックの入門用具として、これほどにふさわしい物も少ないでしょう。

しかし初心者向け手品とはいえ、手際よく行えばその演技は実に鮮やかなもの！
プロの実演販売でこの商品が飛ぶように売れる様子を私は何度も見ています。

ちなみにこのマジック（一般的には「カップと玉」と呼ばれます。）を発展させたのが【カップ＆ボール】です。
（カップ＆ボールでは、この「コップの底を玉が通り抜けるマジック」を含め、カップの特殊な形状と各種テクニックを組み合わせて様々な現象を起こします。）

初心者でも簡単にコップの底を貫通させることができるのに、コップと玉を調べても何も異常はない・・・
４５００年の歴史を持つこの謎。　まずはお試し下さい。